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2006年11月28日 (火)

藤田まこと

藤田まことの「最期」と言う本を読んだ。まるで遺言のようなタイトルだ。若い人は「はぐれ刑事純情派」に出ている俳優、あるいは「必殺仕置人」の中村主水役の俳優というイメージが強いが、私にはコメディアン藤田まことのイメージが強烈だ。1962年に始まった「てなもんや三度笠」は白木みのるとのコンビで最高視聴率が60%を越えるなど超人気番組であった。「あっしは、泉州は信太の生まれ、あんかけの時次郎。義理に強いが人情に弱い・・・」と定番の決り文句を言っている途中にチャンチャンバラバラが始まり「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」と当時のスポンサーの宣伝が入った。当時私はたぶん中学生だったと思うが、学校で「当たり前田のクラッカー」という台詞が大流行した。当時お笑いスターと言えば、中田ダイマル・ラケット、横山エンタツ・花菱アチャコ、南都雄二、ミヤコ蝶々、芦屋雁之助、芦屋小雁、大村崑、佐々十郎などなど、そんな中、「てなもんや三度笠」で初めて主演に抜擢された。当時は録画放送など少なく、生放送なので今で言うNGシーンも続発し、それがまた面白かった。今でこそ渋い俳優だが、当時は「耳の穴から指つっこんで、奥歯ガタガタいわしたろか」「どたまカチ割ってストローで血吸うたろか」というブラックなギャグをさらっと言えた異色のコメディアンだった。

最期 最期

著者:藤田 まこと
販売元:日本評論社
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