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2007年2月23日 (金)

第49回グラミー賞偏見だらけの所感

第49回グラミー賞授賞式の模様を録画で見た。最優秀レコード賞はDixie Chicksの「Not Ready To Make Nice」、最優秀アルバム賞もDixie Chicksの「Taking The Long Way」、最優秀楽曲賞もDixie Chicksが歌った「Not Ready To Make Nice」と、主要3部門を独占した。圧勝である。ブッシュ大統領批判でCDの不買運動や数々のバッシングに耐え、ようやく陽の目を見た、素晴らしい受賞である。ただ彼女たちの受賞のコメントがイマイチで、もう少し洒落た事が言えなかったのかと思った。
 最優秀新人賞はCarrie Underwoodが受賞した。歌唱力とルックスの良さを兼ね備えた実力派カントリーシンガーだ。改めてアメリカ音楽の層の厚さを感じさせた。ただ歌う時マイクを右手左手交互に何度も何度も持ちかえるしぐさがちょっと気になった。まあ新人だから致し方ないか?あのセリーヌディオンだって新人のときのオーバーアクションが、私はとても気になったくらいだ。きっと緊張していたのだろう。
 今回もいろんなパーフォーマンスが見られた。Beyoncé、Mary J. Blige、そしてChristina Aguileraたちの存在感のあるパーフォンマンスは素晴らしかった。また注目の若手Corinne Bailey RaeとJohn Mayerと昨年の最優秀新人John Legendの3人が繰り広げたパーフォーマンスや「You're Beautiful」という名曲が大ヒットしたJames Bluntなどは新しい時代を予感させた。と言うか、素晴らしい音楽花盛りの1970年代前半が復活したような印象すら持った。
 音楽はメロディ・リズム・ハーモニーと素晴らしい歌詞が織り成す芸術だ。私は数年前からアメリカンポップスの主流であったリズムとメッセージだけのラップやヒップホップに、「こんなのは音楽じゃねえ!」と嫌悪感を持っていた。今回のグラミーの授賞式を見て、私はアメリカ音楽の大きな方向転換とラップやヒップホップの終焉を感じた。
 最後に、Dixie Chicksの主要部門3冠に異論はないが、個人的にはポップで、キュートで、爽やかなCorinne Bailey Raeの「Put Your Records On」に最優秀レコード賞をあげて欲しかった。

Corinne Bailey Rae Music Corinne Bailey Rae

アーティスト:Corinne Bailey Rae
販売元:Capitol
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