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2007年6月19日 (火)

池田勇人

私が小学生だったか中学生だったか、一番印象に残っている総理大臣は池田勇人である。「所得倍増計画」とか景気の良いスローガンを掲げていたが、政治家としての良し悪しは当時の私には当然わからなかった。「私は嘘は申しません」と言う発言は流行語になり、学校でも大いに流行った。池田勇人のもうひとつの名言、と言うか迷言は「貧乏人は麦を食え」である。しかし、この言葉はマスコミや野党が曲解したもので真意は違っていた。当時は消費者物価が高騰しているので引き締め政策をとるべきだとする議員に対して、卸売物価が上がっていないのでインフレではない、消費者物価が上昇するのはサービス価格の上昇によるもので経済が豊かになるにつれて当然起こる正常なもの、コメの値段が上がって困るというがムギの値段は上がっていない」と理路整然と回答した。これを野党とかマスコミが「貧乏人はムギを食えと言うことか」と大反発し、それがいつの間にか「池田勇人が貧乏人はムギを食えと言った」と言うことになってしまったもの。今も昔も、マスコミの本質は変わっていない。麦と言えばビール。私のような貧乏人には麦のビールなど贅沢だ。「貧乏人は第3のビールを飲め」と言われそうだ。

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