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2007年9月11日 (火)

シルバー

英語の辞書でSilverと言えば銀と言う意味しか出てこないが、日本でシルバーと言えば、シルバーシートとかシルバー人材センターとか、高齢者の意味になる。1973年の敬老の日に当時国鉄が首都圏の中央線快速電車に、たまたま新幹線のシルバー色の布地が余っていたので、転用して使ったのが始まりで、それが語源となってシルバー=高齢者を表す言葉になったそうだ。しかし、最近ではあまりこの表現はしないで優先座席と呼び、高齢者だけではなく、立っていることが苦痛な人全般のために設置されている。ノーマライゼーションという言葉が知られるようになって久しいが、言葉ばかりが優先していて、本来の主旨から考えるとは、優先座席があること自体、不自然なのだ。優先座席があるから、一般座席の前に老人や妊婦さんが立っても、譲る必要はないと考える人間も多いはずだ。本来はすべての座席が優先座席であって、ごく自然に弱者に譲るのが、ノーマライゼーションの本来の姿ではないのかといつも疑問に思う。同様にバリアフリーも、道路の段差をなくしたり、点字ブロックを設けたりすることがバリアフリーではなく、健常者が障害者と、ごく自然に共存できる社会がバリアフリー社会であり、バリアフリーは、いわば心の持ち方を言うのであると思う。どんなに立派な点字ブロックがあっても、その上に自転車や荷物を置くバカがいる限り、バリアフリー社会の実現は遠い。さらに言えば、私は「障害者」と言う言葉をいつまで使うのかと怒ってしまう。「障害」・・・体にハンディのある人がいったいどんな妨げになり、どんな害を与えたというのだろうか?なぜこのような言葉が今なお当たり前のように使われているのか!そんな事をだれも感じないのだろうか?

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