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2008年2月16日 (土)

リハビリ

第50回グラミー賞はエイミーワインハウスが主要3部門を含め5部門受賞した。彼女が歌った「Rehab」にはどういう意味があるのか知らないが「リハビリ」に通じる言葉だろう。リハビリテーションの語源はラテン語で本来あるべき状態への回復とか権利の回復と言う意味合いがある。私はリハビリと聞けば脳梗塞など神経疾患の後遺症、老年痴呆への対策としてリハビリを連想してしまう。高齢者の介護を考える時「病院」「老健」「特養」と言う3つの施設の関係が重要だ。在宅で誰かの介助がないと生活できない高齢者が、病気や怪我をした時「病院」に入る。それが治ると自宅に戻るわけだが、入院中、筋力が低下するので、それを回復させるために「老健」に入りリハビリを行う。ところが自宅に介護してもらう人がいない人は「特養」に入らざるを得ない。所謂「終の棲家」である。「老健」は入院治療を終えた人の在宅復帰を促す「中間施設」で通常3ヶ月以上入所できないのだが入所期間が長期化すると言う問題が各地で起こっている。在所期間が長くなる人の多くは、「特養の待機者」なのである。特養に入りたい人が多すぎて、何百人の順番待ち状態なのだ。「老健」で3ヶ月経過しても特養に入る順番が回ってこない人は、また違う「老健」にたらい回しになる。運良く終の棲家である「特養」に入るとほぼ年金受給額程度の負担で死ぬまで過ごせる。しかし他人である職員に親切に世話してもらい、他人との共同生活をする事、それが本当に幸せなのか?筋力だけでなく「心のリハビリ」が出来るのは結局気心の知れた家族だけであると思う。

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