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2008年3月 3日 (月)

智恵子抄

高村光太郎が妻智恵子の事を書いた「智恵子抄」の中の「あどけない話」と言う文章がある。「智恵子は東京に空が無いという、ほんとの空が見たいという、私は驚いて空を見る、桜若葉の間に在るのは、切っても切れない、むかしなじみのきれいな空だ、どんよりけむる地平のぼかしは、うすもも色の朝のしめりだ、智恵子は遠くを見ながら言う、阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だという、あどけない空の話である」・・・この話が「夫婦愛もの」として映画化され、古くは山村聡と原節子、丹波哲郎と岩下志麻、テレビでは滝田栄と南果歩などが演じた。歌も流行った。二代目コロムビアローズが歌った「智恵子抄」である。「東京の空、灰色の空、ほんとの空を、見たいという・・・」今日のわが地方の空は中国から運ばれてきた黄砂で、空は白と言うより、灰色と薄いベージュを混ぜたような色だった。当然、車の窓ガラスもボディも砂だらけ。遠くの景色も霞んで見えた。こらあっ!中国!!偽ブランド、偽DVD、迷惑メールのサイバー攻撃、メタミドホス攻撃、そして危険な窒素酸化物や炭化水素を含んだ「黄砂」攻撃・・・こんな事で日本は「降参」せんぞ!ええかげんにせい!!余談であるがコロムビアローズと言うのは、コロムビアレコードに所属する演歌歌手で、初代、二代目、三代目がいる。初代は、私がまだ小学生低学年だったが、よくラジオで流れていた。とにかく素晴らしい歌唱力で「渡り鳥いつ帰る」「どうせ拾った恋だもの」「東京のバスガール」などがロングランヒットし、二代目は「智恵子抄」「二十四の瞳」などを歌い、三代目は現在25歳で「出航五分前」「夢のバスガール」などを歌っている。「バスガール」と言うのは死語というより化石語だ。

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