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2008年4月 8日 (火)

株券電子化

2009年1月5日、株券の電子化がスタートする。企業の側からすると、紙代、印刷代、郵送費など膨大な節約が出来るし、投資家も安全に管理が出来、いろいろなメリットもある。日本証券業協会の調査によると現在、タンス株の総数は約741億株で、金額にして20兆~30兆、そのうち約231億株を、個人投資家がタンス株として所有しているそうだ。 電子化への手続きは証券会社を通じて、証券保管振替機構(ほふり)に株券を預ければよいし、売買も自由だ。しかし問題も多い。たとえば、タンス株が親の名義のまま放置しておくと、たとえ親の株であっても、相続人との関係を示す資料、死亡証明書、遺言などが必要になり、株主の権利すら失う可能性も出てくるのである。さらに問題は、個人株主の高齢化である。名義人が認知症などで自ら手続きの作業が出来ないケースがあるのだ。名義変更の場合、代筆は不可であり、そうなると名義変更は出来ない。さらに、株券を保管している場所を忘れるとか、ITには全く無縁の高齢者にかかわる今回の電子化は問題だらけだ。今年の年末は「消えた年金」と言うより、「消えた株券」で大騒ぎになりそうだ。 他人から一切相続を受けていない私などは何の心配もない。

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