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2009年1月28日 (水)

奈良漬

最近、飲酒運転で捕まったドライバーが「奈良漬を食べました」と言い訳するらしい。しかし、「交通事故総合分析センター」というところの分析によると、奈良漬50g(1本の約5分の1程度)食べたくらいでは呼気中のアルコール濃度は「ゼロ」となるそうだ。奈良漬を60切れ程度(約400グラム)を食べれば、計算上は、基準値程度のアルコールを摂取したことになるという。一度にそんなに食えるか!ワインや酎ハイを好む最近の若い人はあまり奈良漬を食べないようだ。私は幼少の頃より奈良漬が好きだ。現在の中央区南船場にあった「熊本」という店の奈良漬をよく食べた。歴史的には文字通り奈良時代まで遡るが、大阪では、六万堂(村上)という茶店が、大阪冬の陣に徳川家康へ献上したという記録があるそうだ。昭和20年の大阪大空襲により、奈良漬店の大多数は消滅したが、昭和40年代、戦後再び奈良漬ブームが起こり、紆余曲折があり、今日に至っている。昨今は、キムチが漬物の代名詞のように言われているが、誰がなんと言っても日本人は沢庵か奈良漬なのだ。

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