日馬富士優勝
日馬富士優勝で幕を閉じた大相撲は久しぶりに盛り上がった。小さな体で正々堂々正面からぶつかって行く相撲は感動を呼ぶ。白鵬VS朝青龍と言う構図に割って入った形でモンゴル3人組の来場所も楽しみだ。日本人で唯一優勝争いに加わった稀勢の里の活躍がせめてもの救いだったが、魁皇、琴光喜、千代大海の「名ばかり大関」は、八百長紛いの「相互勝ち星調整」で、かろうじて全員8勝7敗という不甲斐ない成績。国技館には最近の5年あまりの優勝者の額が32枚掲げられている。その内、日本人は16年秋の魁皇、18年初の栃東の2枚だけ。20年夏、ブルガリアの琴欧州が優勝した以外全て朝青龍と白鵬のモンゴル勢である。これでも国技なのか?表彰式には君が代ではなく、モンゴル国歌を流したほうが現実的だ。余談であるが掲額されているのは写真ではなく80歳の佐藤寿々江さんと言う人が白黒写真に彩色して描いた油絵である。ただこれが出来る後継者がいないそうだ。
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