マイケルジャクソン
最近は音楽よりもスキャンダルばかりが目立っていたマイケルジャクソンが亡くなった。スーパースターが亡くなると、平素は話題にすらしなかったのに、にわか評論家、にわかファンが何やらコメントしたがる。自分で言うのも変だが、私は1970年代のジャクソンファイブのファンであった。弾けるようなリズム感は天才的であった。マイケルの音楽は聴くポップスと言うより観るポップスであった。後に有名になったあのムーンウォークをやってみようとまねをしたこともあった。音楽のことはともかく、私が一番印象に残っているのは1974年のグラミー賞授賞式である。当時人気を二分していた白人兄弟グループオズモンドブラザーズのダニーオズモンドと、黒人兄弟グループジャクソンファイブのマイケルジャクソンとの掛け合いは実に面白かった。マイケルはポップスの歴史を大きく変えた存在であったことは間違いない。さみしい出来事だ。
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