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2012年2月20日 (月)

神の手

東大と順天堂大との合同チームによる天皇陛下の心臓バイパス手術は無事終了したようである。国会議員のパーフォーマンスとは違い、心の底から被災者の身を案じておられる天皇陛下の一日も早いご回復を祈るばかりだ。「神の手」と呼ばれる天野篤医師のプレッシャーは想像を絶するものだったと思う。ただこの「神の手」と言う言葉には違和感がある。長い勉強と実績の積み重ねであり、人一倍の努力の賜物であり、天才は努力が生み出すものであると思う。昔々「神の手」と呼ばれたFSと言うおっさんがいた。あらかじめ石器を地層に埋めておき、次々に歴史的発見をしたかのように世間を欺いた、考古学会最悪の詐欺師である。不正は2000年にバレてしまったが、日本の考古学の歴史を歪曲してしまった罪は重い。人間は人間であって神ではない。周りが作り出す虚構なのである。天野篤医師の事をマスコミが「神の手」などと言うのを止め、普通に「立派な先生」と呼べばいいのではないかと思う。

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