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2013年9月30日 (月)

八百屋お七

1960年代前半橋幸夫の「お嬢吉三」と言う歌が流行した。10代の私には歌詞の意味がまったく理解できなかった。NHKで前田敦子が「あさきゆめみし」という時代劇に出ている。決して上手な演技とも思えないし、和服を着てチョコチョコ歩く姿はちょっと不自然だが、これもご愛嬌。回を追うごとにいい時代劇になってきた。歌舞伎の演目「三人吉三廓初買」は、現代でも度々上演される人気演目の一つで、本作に登場する「お嬢吉三」は「八百屋お七」の名を騙った女装の盗賊として描かれ、劇中でも八百屋お七の物語が様々な場面で暗示される。八百屋といってもわりと大きいお店で、お金持ちのお嬢様のお七が主人公である。ある日、近所が火事になったので一家で避難し、近くのお寺「吉祥院」にしばらく滞在し、そのときお七は、寺小姓の吉三郎と恋仲になるが、二人の恋路はバレてしまい、引きさかれるが、どうしても吉三郎に会いたいお七、「また火事になれば吉祥院に行ける」と思い込み、家に火をつけ、振り袖姿で自ら火の見櫓に登って半鐘を叩く話で、江戸時代初期に、江戸の大半を焼いた大火事の原因となった実話である。

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