« アウトサイダー | トップページ | 週刊誌 »

2014年3月 6日 (木)

自己責任

2004年の4月だったか?ジャーナリストのグループがイラク人武装グループに拘束され、多くの日本人が彼らを助けたいと思ったが、幸い彼らは無事解放された。しかし、解放後の事情を知らないマスコミや一般人の論調は「国の退避勧告を無視する者として自業自得」「自己責任を知らぬ無謀な行為」「救出に国が要した費用を支払わせるべき」と批判的で、また真偽は闇の中だが「自作自演だ」などバッシングの嵐だった。遡って江戸時代、江戸っ子は宵越しの金は持たないのが当たり前で貯金をすることは潔いことではなかった。昔はお金がなくても困ったときはご近所互いに助けあう人情と言うかシステムのようなものがあったが、現代だったらもし何か不測の事態が発生し、お金がいるようになったとき、当然自己責任論が出てくる。自己責任は株売買でよく出てくるフレーズだ。絶対儲かると思った株で大損をした場合自己責任の4文字で片付けられる。究極は「貧困は自己責任か」「非正規雇用は自己責任か」「介護は自己責任か」と言う話になってくる。今の日本社会は勝ち組と負け組という大きな2つの身分制度のような社会になり、アベノミクス効果で勝ち組はますます潤うが負け組には関係のない他所の国の話だ。社会が悪いといったところで、貧困から簡単に抜け出せず、非正規は非正規のまま、老々介護などできないし、貧乏な高齢者は地獄を見る。こんな日本に誰がした。ただ、お金持ちでも心の貧しい寂しい人がいて、貧乏でも友達いっぱい、心豊かに幸せな日々を送っている人もいるのが人生面白いところだ。

« アウトサイダー | トップページ | 週刊誌 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« アウトサイダー | トップページ | 週刊誌 »