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2015年6月19日 (金)

オワハラ

「オワハラ」と言う言葉がある。企業が学生に内定を出すことと引き換えに就職活動を終えるように強要する「就活終われハラスメント」を略した造語だ。学生の立場からすれば第2志望の企業の内定をもらったがやはりその後行われる第1志望の企業の面接を受けたい。企業からすると採用はある意味経営方針の一環で一旦内定を出した学生が他社に逃げてゆくのは避けたい。そこで「オワハラ」が発生する。私も若き頃、高校受験で第一志望の府立高校の試験の前に「滑り止め」と呼ばれた私立高校を受験し、合格即、入学金を払わされた。親にとっては捨て金だが仕方ない。私立高校としては歩留まりを考え、水増しで合格者をとり、その入学金で学校運営をしていた。早い話が私立が100名の生徒を募集したい時、過去の経験から公立に流れる生徒を50名と見込んで、合計150名合格させる。合格者の内公立に行ってしまった50名分の入学金でがっぽり儲けるシステムになっていた。その代わり専願、併願と言う受験システムがあった。専願は私立に合格したら公立を受けないで必ず私立に入学するという事前誓約のようなものだ。併願は私立に合格しても公立に合格したらそちらに行くと言うものだ。当然合格ラインの点数は専願者には低く甘くしてある。「魚心あれば水心」なのである。最近のスマホ契約も長年愛用すると料金が安くなるとか、他社からの乗り換えの場合は破格の値段にするのも同じようなものだ。

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