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2017年9月 8日 (金)

バイオリン

どんな世界も技術は日進月歩で進化し、古い製造方法は淘汰されるものだが、バイオリンと言う楽器だけは別なようだ。フェルナンブーコと言う南米産の木材で出来た弓に、シベリアやモンゴルの白馬の尻尾の毛を取り付け、それに松脂を塗って弦をこするとその振動が駒に伝わり、スプルースと呼ばれる材料で出来た表板が振動し、直径6mm程度の円柱の魂柱と呼ばれる柱に伝わり、それがメープルで出来た裏板に伝わり、箱の中で音がまるでアンプのように増幅され、f字孔と呼ばれる穴から音が出てくる。この完璧なる楽器は1550年代イタリアのアンドレア・アマティと言う人が発明し、1600年代後半アントニオ・ストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェスと言う二人がより完成度の高い楽器に仕上げ、2017年の今日でも当時の製造技術を超えられないのである。なぜこの楽器が億単位の価格がつくのか?ユダヤ人の楽器商が価格カルテルを結び値段を釣り上げていると言う説もあるが、ただそれだけでは説明がつかないバイオリンと言う楽器の奥深さがある。我が家みたいな貧乏な家にも資産運用に関する電話やDMが銀行から来る。投資信託とか外貨預金とかリスクの伴うものが多い。金(きん)、絵画彫刻などより、バイオリンを買って資産管理をすればよいのだが、お金がない。

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